小児矯正
お子様の笑顔がもっと輝く!
大切な歯を一生残してあげたいと考えるご両親へ
子どもの頃から始める矯正治療のメリット
お子様の矯正治療は、2段階に分けて行います。治療期間も大人の治療よりも長くかかります。
通院にかかる労力、治療にかかる費用負担を考えると、「大人になってからで大丈夫」と考える方もいらっしゃいます。
しかし、歯並びや噛み合わせの悪さは、歯並びだけの問題ではなく、もともと顎の骨格に問題がある場合がほとんどです。
小児矯正は、骨の成長をコントロールして、永久歯に生え変わった時に、噛み合わせに悪い影響がでないようにする治療です。
- 将来、永久歯を抜かずに治療できる可能性が高くなります。
- 治療効果次第で、第2期治療の必要がなくなる場合があります。
- 歯への関心が高まり、むし歯のリスクを減らすことが出来ます。
- 歯並びに対するコンプレックスを、早い段階で解消できます。
- お口周りの筋肉や舌の使い方、食べ方、呼吸の悪い癖を治すことができます。
- 将来、噛み合わせの悪さで歯が削れるリスクを予防できます。
小児矯正を始める時期
【第1期治療】
お子様の歯の矯正は、骨の成長を利用して治すことができる早い段階から始めることをおすすめします。
一般的には、永久歯が生え始める小学校低学年の頃、7~9歳くらいが最も効果的だと言われています。骨や歯の発育には個人差がありますので、お子様の成長や症状を見極めながら治療を開始します。
【第2期治療】
第1期の治療が終わって、あごの形や大きさの改善ができたら『第2期治療』を行います。
第2期治療は、ほぼ全部が永久歯に生え変わり永久歯列が完成した12~14歳頃が目安となり、第2期では大人の矯正と同様の治療を行います。
小児矯正の場合、1期で土台の治療を済ませた後、2期に以降しますので、成人よりも治療期間が短くなる可能性があります。また、1期で十分な治療効果が得られれば、2期での治療が必要ない場合もあります。
小児矯正の治療方法
小児矯正は、成長段階に応じて2期に分けて治療を行います。
骨の成長を伴うお子様の場合、第1期~第2期まで7体の治療期間は成人矯正よりも長くかかります。
【第1期治療】
永久歯に生え変わる頃から始める第1期の治療は、永久歯が生えてくる土台を作る治療です。
この時期は、骨の成長をコントロールして、あごの骨に対するアプローチを行います。骨格そのものを改善するため、あごの骨が十分に拡大できれば、第2期治療が短期間で済む、抜歯の可能性が低くなるなどのメリットがあります。
この時期の治療には、取り外し式の「プレート」という装置を使って歯列を拡大します。
プレートは、夜間など家にいる時に装着して、プレートについたネジで幅を広げて、あごの骨を押し広げます。
【第2期治療】
ほぼ永久歯列に生え変わった第2期では、成人矯正と同様の治療を行います。
歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を取り付け、そこにワイヤーを通して、ワイヤーが元の形状に戻ろうとする力を利用して歯を動かします。
当院の矯正治療では、白いブラケット、白いワイヤーを標準使用しますので、治療中でも装置があまり目立ちません。
お子様の治療意欲を高める「通院が楽しみになる医院づくり」
「矯正した方がいいの?」と迷われているお父様、お母様は、まずは当院までお気軽にご相談ください。
小児矯正を検討されている場合、当院が最も大切だと考えるのは、お子様自身が〝治したい〟という意思があるかということです。
成長期の小児矯正は、骨の成長をコントロールする装置を毎日つけることなど、治療期間が長くかかることなど、お子様自身の努力、ご両親の協力がなければ治療成果は得られません。
当院では、お子様に恐怖心を与えず、自らすすんで治療が受けられるように、通院するのが楽しくなる明るく優しい医院作りを心掛けております。